髪の質感を根元から変える、20種類の自然素材 |
椿油
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ツバキ科の耐寒性常緑中低木、ヤブツバキの種子から得られる油脂。不乾性油。オレイン酸を多く含み、酸化安定性に優れる。エモリエント効果や保湿効果、紫外線防止効果がある。 |
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メドウフォーム油
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植物のメドウフォームの種子から抽出されるやや黄色みがかかった液状のオイル。主な成分はエイコセン酸で、不飽和脂肪酸。化粧品においては、皮膚上に保水膜を形成することによって水分を保持し、さらには水分の蒸発を防ぐ働きがあり、柔軟効果もある。しっとりとなめらかな感触で、さっぱりした使用感を得られる。 |
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マカデミアナッツ油
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主成分がスクワランとオレイン酸でサラッとした使用感がある。薄い皮膜を作りやすく、エモリエント効果があり髪にしなやかさを与える。血液の循環を促す作用に優れ、他のオイルの有効成分をよりはやく浸透させる。 |
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脂肪酸(C14-28)
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毛髪の表面近くに存在し、毛髪結合脂質中の脂肪酸の約50%を占め、キューティクルの摩擦や損傷を防ぎ、毛髪にまとまりとツヤを与える健康な髪の保護成分。パーマやヘアカラーのダメージで失われ、自己再生できない。 |
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PCA ジメチコン
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シリコーン鎖にPCA(ピロリドンカルボン酸)を変性させたシリコーンオイル。PCA とは細胞間脂質に蓄えられた水の中に存在する天然保湿因子(NMF)の一つで、NMF の内12%を占める物質。PCA を変性させたことで、肌や髪に対してなじみが良いシリコーンオイル独特のきしみ感が軽減でき、この感触の持続性を期待できる。
シリコーンのサラサラした感触をそのままに、しっとりとした感触を残すことが可能。エモリエント効果が得られる。活性剤などの刺激性を緩和する。肌への吸着性が向上する。肌を軟化させ、滑らかさが永続する。 |
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ヒマワリ種子油
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ヒマワリの種子から得られる油。ビタミンEの中でも特に生理活性の高いα体を多く含む。酸化安定性に優れトリートメントなどの感触改良剤としても使用される。 |
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ホホバ種子油
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ホホバ油は脂肪酸の含有率が低いため酸化しにくい。べたつかず、さらっとした使い心地で、保湿力にも優れており、美容に欠かせない植物油である。髪がぱさつくときには、洗髪後(髪が濡れている状態のとき)にホホバ油1~2滴を髪全体に塗り、タオルを巻いてしばらくパックをすると、髪をつややかにし、ぱさつきを抑える。
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スクワラン
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スペイン産のオリーブから精製した、色、臭いの優れた高純度のスクワラン。植物のオリーブの実から抽出されるスクワレンに水素添加させた成分。保湿効果、収れん効果、柔軟効果がある。動物性スクワランに比べ、安定力が高く、希少性が高いのが特長。 |
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トウキンセンカ花エキス
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大豆油を抽出溶媒としたカレンデュラ花の親油性成分と香りを含有する。乾燥し、痂皮(かひ/かさぶた)のある、ストレスを受けた皮膚を保護するので、赤ちゃんの肌のような敏感肌を保護する。スキンケア、特にダメージ肌に適している。 |
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アルニカ花エキス
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皮膚をすこやかに保ち、頭皮毛髪に脂肪を補い、潤いを与える。アルニカ花は古くより欧州に於いては、発泡性、血流促進性をもつ安全で温和な民間薬として知られ、また罨法剤等として、皮膚炎、挫傷、神経痛の消炎と鎮痛の目的にも外用される。 |
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オリーブ油
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エモリエント効果。不乾性油なので、皮膚にサラッとした膜をつくりやすい。クレンジングオイルやボディーマッサージ、あるいはアロマテラピーのキャリアオイルとしても多用される。オリーブオイルは人間の皮脂に近い成分・オレイン酸が多く含まれているので肌そのものにも髪にも使える万能油。フケ症や乾燥した頭皮にも良いし、脂性の頭皮には毛穴につまった余分な皮脂を溶かしてくれる。髪につけると、痛むのを防ぎ、コシがでてくる。外出時に髪につけることで紫外線からも髪を守ってくれる。 |
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ニンジン根エキス
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ナニンジンから抽出され、サポニン、アミノ酸、ビタミン類を含む。血流促進作用があり、頭皮を健やかに保ち養毛作用が期待できる。 |
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チャ葉
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緑茶全成分を直接オイルに高濃度に抽出した機能性オイル。沈殿物がなく、水溶性カテキンでは難しかった化粧品への応用に最適な画期的なオイル。化粧品レシピに組み込む際、他の基材との混合性に優れております。 |
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コメ胚芽油
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イネの種子から抽出される米ぬかが原料の粘性のオイル。
コメ胚芽油は、ビタミンAやビタミンEを多量に含んでおり、血行促進効果、保湿効果、消炎効果、日焼け防止効果目的で化粧品などに配合される。 |
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アーモンド油
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バラ科植物、アーモンドの種子から採取したオイル。無色~淡黄色の液体油。主成分はオレイン酸で80%前後含みリノール酸も比較的多く含んでいる。不飽和度が高く、凝固点はかなり低い。酸化を防ぐためにビタミンEなどの酸化防止剤と併用される。肌を柔軟にし、水分の保持効果に優れ、オイル製品や各種クリーム、乳液などに使われている。
ビタミンA、Eなどを含み、皮膚表面の血行を促進し、肌荒れ、小じわの改善作用がある。
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フウセンカズラエキス
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フウセンカズラに含まれるステロールがお肌のカユミやアレルギー性の炎症を抑える効果が期待できる。
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シャゼンムラサキ種子油
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シャゼンムラサキにはステアリンドン酸が多く含まれ、消炎作用、やお肌のバリア機能強化が期待できる。 |
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ヒマワリ種子油不けん化物
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ヒマワリ種子に含まれる不けん化物はフィトステロール、コレステロールなど多くの有用成分を含み、天然の抗酸化剤として製品の安定化剤として使用される。 |
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トコフェロール
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ダイズ油やナタネ油、ヒマワリ油等に含まれる天然の抗酸化成分。ビタミンEは抹消血管を拡張し血流を促進する。 |
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グレープフルーツ果皮油
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エッセンシャルオイルとしても人気の高いにおいで、気分を明るくリフレッシュしてくれる。落ち込んでいるときや、嫌な事があって心が暗くなってしまっているときにも、グレープフルーツの香りは、気分を高揚させる。精神を鋭敏にするとともに、安定させる作用もあるとされている。
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ゼラニウム油
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ゼラニウムには不安や気分の落ち込みを和らげ、精神を明るく高揚させる働きがあると言われいる。また、シトロネラやレモングラスと同様に虫除けにも使える。ヨーロッパで窓辺に赤いゼラニウムの花を飾る習慣があるのは、災厄より家を守るためといわれるが、虫除けの役割も同時に果たしている。
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